この記事では筋トレ歴2年9ヶ月(2021年4月現在)の僕がこれまでに読んできたトレーニングに関連したオススメの本をご紹介します。
トレーニング内容に関する本だけでなく、食事や考え方、または筋トレを通してものすごくポジティブになれる本など様々な書籍をご紹介します。
ちなみにこの”ものすごくポジティブになれる本”はめちゃくちゃ有名なのでご存知の方も多いのではないかと思います(笑)
この記事で紹介するのは基本的にはトレーニングに関連した本になりますが、著者の考え方や、素晴らしい言葉が多数収録されているのでトレーニングをしない人にもオススメします。
結構有名なものから、あまり知られていないものもあると思いますが気になった書籍があれば是非読んでみてください。
目次
ビジネスパーソンのための筋肉革命 体と人生が変わる最強かつ最高のメソッド70
著者は岡田隆(別名:骨格筋評論家 バズーカ岡田)さんです。
バズーカ岡田という名前の方が知名度は高いと思います。
TVやYouTube等で観たことがある人も多いのではないでしょうか?
↓気になる方は公式HPに行ってどんな人か是非チェックしてみて下さい。
岡田隆(バズーカ岡田)さんの公式HP
日本体育大学体育学部で准教授をされていますが、他にも肩書きが多すぎて全て紹介していると文章がものすごく長くなるのでリンクで勘弁してください(笑)
著書の内容
トレーニング初心者〜上級者へ向けて「心(考え方)・食(食事)・体(トレーニング)」の3つの観点でトレーニング・食事などの考え方や取り組み方を発信されています。
本の序盤の方はトレーニング初心者でも比較的わかりやすい内容となっていますが、後半に向かって読み進めていくうちに入り込んだ内容になるので1度に読み切るのではなく、トレーニングをしながら少しずつ読んでいくのがオススメです。
心に響いた言葉
この本には素晴らしい言葉がたくさん出てくるのですが、その中でも1番心に響いた言葉をご紹介します。
筋肉は、どんなにお金を積んだとしても結局は、自分が行動を起こさなければ育ちません。仕上がったいい体は、目に見えない努力を目に見えるかたちで証明してくれているのです。
引用元:岡田 隆『ビジネスパーソンのための筋肉革命 体と人生が変わる最強かつ最高のメソッド70』P.186−187
この部分を読んだときはものすごく共感できましたし、深く納得できました。
体作りに関しては、いくらお金をかけても本人が努力しなければ結果は出ません。
素晴らしい肉体はお金では買えないなと改めて感じることができました。
この他にも、ためになる言葉、考え方や行動を変えるきっかけになる言葉がたくさんあるので気になった方は是非読んでみてください。
圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ プリズナートレーニング
表紙のインパクトがすごくないですか?(笑)
表紙のイラストは有名格闘漫画『刃牙』シリーズ作者の板垣恵介さんが描かれています。
本の著者はポール・ウェイドという外国の方です。
著者は元囚人で、23年間もの長い年月を刑務所で過ごしています。
この本はそんなポールさんが監獄の中で、最強の肉体を作り上げた自重トレーニングの内容をまとめたものです。
著書の内容
この本には「ジムでのウエイトを使ったトレーニングは必要ない」、「プロテインは必要ない」などの著者の少し過激な言い回しがいくつか出てきます。
僕自身プロテインは飲んでいますし、人によってトレーニングをする目的と手段は違うと思うので著者の行き過ぎた考え方には肯定できない部分もあるのが個人的な感想です。
ですが著書の中で紹介されているトレーニングに関しては、主に自重トレーニングにて体を鍛えている僕自身にとっては大変勉強になるトレーニングメニューでした。
僕のように主に自重トレーニングで筋トレをしている人には全力でオススメしたい1冊です。
紹介されているトレーニングメニュー
著者が刑務所の中で他の受刑者に舐められないために、6種目の自重筋トレにて体を鍛え上げたと書かれています。
①プッシュアップ(腕立て伏せ)
②スクワット
③プルアップ(懸垂)
④レッグレイズ
⑤ブリッジ
⑥ハンドスタンド・プッシュアップ(逆立ち腕立て伏せ)
腕立て伏せやスクワットなどはトレーニングメニューに取り入れている方も多いのではないでしょうか?
ただしブリッジをトレーニングメニューとして取り入れている人は僕も含め身近には1人としていないので、ブリッジがメニューにあるのには驚きました。
この本と出会って以降、ストレッチの時間にたまにブリッジを行っています。
ブリッジを行うようにしてしばらく経ちますが、昔からあった軽微な腰痛が無くなったのでその効果には驚かされました。
6種目×10段階の難易度
この著書では6種目のメニューが紹介されていますが、さらに10段階のレベルに分けられて写真付きで掲載されています。
腕立て伏せであれば、立った状態で壁に向かって手をついて行う「ウォール・プッシュアップ」から、片腕だけで行う「ワンハンド・プッシュアップ」まで段階的に難易度が上がっていくような感じです。
どの種目もレベル1であれば、普段あまり運動をしていない人でもこなすことができると思いますが、レベルが上がるに連れて必ずどこかで立ち止まってしまうと思います。
僕自身も本を読んですぐ全種目に挑戦してみたときは、どの種目もレベル6〜8までが限界でした。
この本と出会ってから2年以上が経ち、トレーニングを重ねてきた今となっては、種目によってはレベル10をこなすことができているものもあるので「ちゃんと成長できているんだな」と実感しています。
僕の筋トレ人生を大きく変えてくれたと言っても過言ではないほどこの本にはお世話になりました。
出会えて良かったと心から思える素晴らしい一冊です。
全てのトレーニーにオススメしたい自重筋トレ本
著者のアメリカ人特有の過激な言葉遣いが多少ありますが、トレーニング内容に関しては段階的に難易度が上がるので非常にわかりやすく取り組みやすいです。
普段あまり運動をしない人でも安易にこなすことができるレベルから、トレーニング上級者の方でも苦戦するような超高難易度のレベルまで網羅されているのでどんな人にもオススメします。
普段はウエイトやダンベルを使ったトレーニングばかりの人も、是非自分の自重筋トレのレベルがどれほどのものか試してみてください。
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
著者はTestosteroneという方です。
Twitterのフォロワー数は120万人を超えている超有名な人です。
TestosteroneさんのTwitterアカウント
筋トレに関すること、面白いことなどを日常的に呟かれています。
筋トレに関することだけでなく人生論的なツイートも多く、そんな彼の言葉に背中を押されたことがある人も多いのではないでしょうか?
著書の内容
この本は1ページに1つのテーマで『150文字程度のコラムやエッセイ』のような感じで、短いながらも端的で熱い文章が掲載されています。
ページをまたいで繋がっている文章は、章と章の間にある「実体験や過去のストーリー」をまとめてある部分くらいです。
1ページで完結する文章ばかりなので、普段あまり本を読まない人でも非常に読みやすい構成となっています。
筋トレやダイエットに関することだけでなく、仕事論・人生論など様々なテーマについて熱い言葉で、また時折面白おかしく語られているので読んでいて飽きません。
説得力の強い言葉の数々
この本には最初から最後まで熱い言葉(むしろ熱い言葉しかない)がたくさん出てきますが、数々の名言の中でも個人的に響いた言葉を2つご紹介します。
健康的に痩せるのに簡単な方法なんてないよ。ダイエットは一時的な行為ではなくライフスタイルだ。
引用元:Testosterone『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』p .70
『一時的なダイエットを行う→徐々にリバウンド→一時的なダイエット→繰り返し』アナタの身の回りにはこういったサイクルで体型を管理している人がいませんか?
体型を見直そうとする姿勢そのものは悪くないですが、一時的にダイエットをするのではなく、普段の食事面・運動の習慣を少しずつでも改善していけば太りにくい体質になっていきます。
ダイエットは一時的に行うのではなく、普段から常に意識して過ごしましょう。
他の誰よりも努力したという自負と
ここまで努力してダメなら仕方ないという潔さ
が重なって揺るがぬ自信となる。引用元:Testosterone『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』p 100
とても素晴らしい言葉じゃないですか?
この言葉に背中を押されて、筋トレだけでなく色々なことに挑戦してみようという気持ちになれます。
この本を読み終わったあと思わず言ってしまうでしょう「まさに筋トレが最強のソリューション(解決)だな」と(笑)
さいごに
今回の記事では僕がこれまでに読んできた『筋トレやダイエット』に関連するオススメの書籍を紹介しました。
「筋トレやダイエットに関する動画なら、YouTubeや様々なSNSで観ている」という人は多いと思いますが、活字で読むのは動画とは違った良さがあります。
個人的には動画より文字で読んだ文章の方が印象に残る気がします。
本を通して、『1ページであったり、又は1文だけ』であったとしても読んだ人の人生に、良い意味での変化が生まれたらそれこそ素晴らしいことではないでしょうか?
僕は今回紹介した書籍のおかげで筋トレや食事だけでなく、生活の質自体が上がったのは間違いありません。
どの書籍も本当に素晴らしいので、是非読んでみてください。